2025年10月5日日曜日

俳句の秋

 10月に入ると各地から俳句大会の選者の依頼や応募句の選の依頼が相次いで送られて来ます。田辺秋季俳句大会や西播磨俳句大会の選は終了し、目下明石市高年クラブ連合会俳句会の投句の選の最中です。高野八葉全国俳句大会や住吉大社観月祭献詠句の結果発表の原稿も準備できました。10月18日はたつの市新宮町で西播磨俳句大会が、11月8~9日は大阪で関西ホトトギス俳句大会が開催されます。まさに文化の秋、芸術の秋、俳句の秋です。それにつけても恒例だった摩耶山俳句大会が終了したことは返す返すも残念な事です。間もなく虚舟師の一周忌を迎えます。

各地の俳句大会での当会会員の活躍の様子が聞こえて来ます。近年、当会会員の積極的な姿勢が目立ってきました。西播磨俳句大会の応募句では、入賞・入選29句の内13句を当会会員の句が占め、住吉大社観月祭献詠句でも、入賞・入選13句の内6句が当会会員の句でした。

主宰の就任あいさつで申し上げたように、様々な形で褒められて欲しい。褒められると精神的に前向きの循環が生まれます。もっと褒められたいという気持ちが湧くのです。その繰り返しが句の上達をもたらします。そのためには積極的に投句することが何よりも大切なことです。「求めよ さらば与えられん」とは新約聖書の「マタイ伝」に由来する言葉です。奮ってチャレンジしましょう。