2017年4月3日月曜日

浪速の春

 4月3日月曜日は快晴の空の下、住吉大社にて松苗神事が執行されました。私は昨年4月の松苗神事から献詠俳句の選者を拝命していますので、選者として表彰式と松苗神事に参列しました。今回は当会から、算双子さんが天賞に、山之口倫子さんが人賞に入賞、島崎すずらんさんと小田美恵子さんが佳作に入選されました。入賞・入選者合計13名の内、4名が当会の会員で、結社別の入選者数では最多でした。

 因みに、27年・28年の入賞者は下記の通りでした。

   27年 天位 安本惠洋さん  地位 小柴智子さん (哲也選最終回)
   28年 天位 木下美津恵さん 地位 古髙厚子さん (伸一路選初回)

 3賞の内のいずれかという事は毎年の様に有りましたが、今回の様に天位が3年も連続したのは特筆すべきことだと思います。それだけ当会の投句者の技量が向上した結果であると確信しています。

 当会の投句者数は、25年の32名に比べると今回29年は11名増の43名と、大幅に増えています。しかし、地域的にはかなり偏りがあり、大阪・赤穂地区が最多、神戸市内が最小。神戸市内・淡路地区の皆さんの奮起を期待しています。

 松苗神事の後、境内の吉祥殿にて、入賞・入選者の表彰式が行われました。表彰式の後は、宮司さんを囲んでの直会。素晴らしい御馳走が準備されます。昨年はフレンチのコース料理。今年は和のコース料理でした。浪速の春は住吉さんの松苗神事から始まります。因みに今年の地賞の方は97歳の男性。杖を突いて矍鑠とした足取りで帰って行かれました。