2022年10月10日月曜日

句碑への思い

 平成元年10月14日、九年母会の最新の句碑が摩耶山の天上寺境内に建立されたことは、よくご存じの事と思います。それからもう4年になります。昨日の俳誌「河内野」創立55周年記念祝賀会の席上、俳句雑誌「俳句界」の寺田敬子社長から、新しい句碑を見に行っていますか、というお尋ねがありました。社長は句碑の除幕式の取材に博多からかるばる来られましたので、よく覚えておられたのでしょう。

コロナの感染拡大によって摩耶山俳句大会が2年間中止になり、なかなか思うように訪問が出来ない状況をお話しました。併せて、六甲山や摩耶山の諸施設がコロナのために大きなダメージを受けたことも説明しましたが、その後どんな状況か気になっています。私自身が後期高齢者に達した事もあって運転免許を返納しましたので、マイカーで天上寺にお参りすることが出来なくなりましたが、機会を見て句碑の掃除に行きたいと思っています。

生田神社、離宮公園、鶴林寺、梅岩寺、圓教寺、須磨寺、瑞宝寺公園など、各地に九年母の句碑があります。九年母会の先輩方が、様々な思いで建立された句碑ですが、本部で組織的に維持管理することは、会員の減少もあり不可能ですので、近隣にお住いの会員の皆さんには、それぞれの句碑を守って頂きますようにお願いします。そしてそれらの句碑建立の思いを、いつまでも伝えて頂ければ有難いと思います。