2019年7月3日水曜日

九年母1100号記念祝賀会終わる

6月30日、生田神社会館にて九年母1100号記念祝賀会が開催されました。準備委員会の皆さんが1年前から準備を進めて来られ、開催に至りました。稲畑汀子先生、稲畑廣太郎先生他の来賓のご臨席のもと、全国から参集された会員誌友110名により、手造り名の感のある会となりました。

播水著 句集「老鶯」の昭和27年の項に「8月号を以て九年母300号に達す。
『九年母の三百号の大樹かな 虚子』といふ祝句を頂く。8月31日須磨寺にて、九年母300号記念大会開催、会者400名、平安楼にて晩餐会。」という記載がありますが、昭和27年で400名が集まったというのは素晴らしい事でした。経験的には、大会参加者は会員総数の2割程度ですので、参加者が400名であれば、会員総数は2000名になります。播水先生の最盛期の会員総数は3600名と言いますから、2割として720名。想像を絶する規模の祝賀会だったことが推測されます。

今回は梅雨の時期とあって、集中豪雨による交通途絶が予想されました。警報が出た場合は中止という決断が必要になりますので、天気予報に一喜一憂する毎日でした。当日は朝から生憎の雨になりましたが、会が終わるころには、薄日が漏れて来ました。

今回のテーマは「感謝」。各支部の支部長として、90歳を超えても現役で頑張っておられる5名の方に感謝状と記念品を贈呈しました。次の方々です。
    黒石 豊子 豊橋支部長
    野田 節子 湖北支部長
    野間田芳叢 姫路支部長
    斎藤金二  広島支部長
    肱岡 惠子 出水支部長
健康に留意され、これからもご活躍頂きたいと思います。

来賓の先生方の祝辞に耳を傾け、ピッコロドルチェ様によるリコーダーの演奏、
仲津英治様による記念講演、シンガーソングライターTOUMA様によるライブ、と
盛り沢山な催し物に大いに盛り上がり、次回の再会を約して定刻に散会しました。

1150号の記念祝賀会は5年後。ほぼ同じ時期に、九年母会発足100周年を迎えます。
今回は比較的句暦の浅い方々が中心になって運営して頂きましたが、経験を積む良い機会になったと思います。次なる目標に向かって進んで参りましょう。