2018年12月3日月曜日

句碑の建立

 この度、私の句碑を摩耶山天上寺境内に建てて頂くことになりました。昨年10月の摩耶山俳句大会の際、それまで秘めていた想いを、同大会選者で天上寺の浄厳貫主(俳号:虚舟)に打ち明けました。「境内の隅で結構ですので、私の句碑を建てさせて頂けませんか」と。貫主は即座に「いいですよ、但し摩耶山の句を詠んで下さいよ」と二つ返事で了解して下さいました。予定しています句は「星掬ひ月をすくひて摩耶に在り」にする予定です。この句は一昨年の摩耶山俳句大会で、貫主の特選に入った、記念すべき句です。

 これを受けて今年の1月15日の淡路島・伊弉諾神宮粥占い神事に吟行した際に、会員の大竹さんのご子息が経営されている石材店を、柏原・髙野・向田・脇野の皆さんと訪問、句碑のお世話をお願いしました。10月19日には片岡編集長や上岡・柏原各同人会理事と一緒に天上寺を訪問、貫主にお会いして九年母会の意向を正式にお話しし、了解を頂きました。これで句碑建立が確定しました。同時に句碑の設置場所も決まりました。何と、本堂の右前に建てて良いとのお許しが出たのです。嘗て九年母会が建立した蕪村の句碑と並んで建てられることになりました。更にこの11月19日には大竹石材社長と柏原同人会理事と一緒に句碑の設置場所を調査し、搬入方法などを確認しました。後は句碑に適した良い石が見つかることを祈るのみです。

 九年母11月号で、句碑建立協賛金募集の記事を掲載して、応募をお願いしました。応募いただきました皆様のご芳名を、第一回として11月末で絞めて、1月号で御礼かたがたご報告する予定です。協賛金は例年8月末まで募集を続けます。一口3,000円で幾口でも、何回でも結構です。ご浄財をお送り下さいますよう、宜しくお願いします。振込み口座は、九年母11月号をご参照ください。綴込みの協賛金の振込用紙で九年母会費をお送りになる方がおられます。お間違えの無いよう、用紙の確認をお願いします。