2022年5月1日日曜日

実行委員会の発足

 九年母会は、来る2024年・令和6年の10月に、創立100周年を迎えます。大正4年、和歌山市の郊外のお寺を会場として、盟友会という俳句の同好会が発足しました。これが九年母会の前身です。大正13年10月20日、「九年母」の創刊号が刊行され、俳誌「九年母」がこの世に誕生したのです。

以来、初代雑詠選者の木村桑雨、2代目選者山本梅史と和歌山市を本拠として九年母誌を刊行して来ましたが、三代目の五十嵐播水の時に本拠地を神戸市に移して大発展を遂げました。播水、哲也と継承された後、私が5代目を継いで芦屋市に本拠を移し、今日に至っています。

播水の師である虚子が主宰しておられたホトギス社は今年で125周年となりました。播水がその設立にも関わった京鹿子社はすでに100年を越えていますが、九年母も、もうすぐ100年に到達することになります。全国の俳誌を見渡しましても、

去る4月29日に、兵庫区文化センターにて運営委員会と同人会が一体となった、100周年記念事業実行委員会が発足しました。今後、記念大会の開催日程や会場の設定などの細部の詰めが行われ、事業の内容に分かれた分科会を開設し、準備を進めて行きます。会員の皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。