2018年7月2日月曜日

神戸芸術文化会議について

 神戸芸術文化会議(こうべ芸文)という組織がある。会則を見て見ると、組織の目的として、「本会は、芸術文化に携わる者が互いに協力し、広く神戸市民の要望を市政に反映させ、市民のための芸術文化を推進するとともに、会員相互の親睦を図ることを目的とする」とある。事務局は神戸市役所の市民参画推進局内にあり、運営資金の大半は神戸市からの補助金で賄われている。毎年開催され、私も色紙を出品している「神戸の百人色紙展」の売り上げも、この団体の運営資金として使用されている。音楽関係の団体を中心に昨年度は延1400名の会員が神戸市内の福祉施設を慰問している他、新人音楽家の発掘や、絵画・写真の展示会、舞踊・学術の発表会など、様々な文化活動が展開されている。
 会員名簿を見ると、初版が昭和49年8月とあるから、設立から44年経っていることになる。俳句は文学部門に含まれるが、音楽・書道・美術・工芸・建築等、8部門の学術・芸術関係の部門がある。私は哲也前主宰の推薦で平成16年2月に入会したが、当時の九年母関係の会員は、五十嵐哲也(運営委員)・大内君子・田丸三樽・永岡うろお・西田浩洋・橋本蝸角・秦羚羊子の皆さんであった。
 入会後は、年1回刊行される文学作品集「こうべ芸文アンソロジー」に作品を発表するだけの会員であったが、副主宰に就任して以来、講演会を聴きに行ったり、哲也前主宰と共に総会や懇親会に参加していた。今年2月に事務局から、選挙の結果私が運営委員に選ばれたとの連絡があった。以後、運営委員会や文芸部会等、俄然忙しくなってきた。今月は5日の文芸部会、25日の総会・懇親会と、行事が続く。
 俳句部門の会員が急減しているので、みやおか秀さんの後任として片岡橙更編集長に入会して頂いた。故永岡うろお老師の後任として池田雅かずさんにお願いしており、更に数名の方に入会を打診している。地元の俳句結社として、しっかり役割を果たして行きたいと思っている。