2024年8月1日木曜日

随筆集の刊行

 今年ももう8月。早いものです。11月には九年母創刊100周年の祝賀会が待っています。ひとつひとつ問題を解決して、立派な祝賀会にしましょう。

生田神社に100周年記念の句碑が建立されました。建立基金を協賛していただいた会員に何か記念になる物を、と同人会からお話を頂きましたので、私が主宰に就任して以来九年母誌に掲載しました随筆の中から適当なものを選んで一冊の本にまとめることにしました。播水先生は在任70年間の間に10冊の随筆集を刊行されました。平均すると7年に1冊です。私は9年目にして第1号になります。

随筆集の名前は『漣月集』(れんげつしゅう)。琵琶湖の湖面の漣に映る月の影。私の祖父が大正から昭和の初めの頃に所属していました「漣月句会」から採ったものです。サイズは九年母誌と同じで、厚さは九年母誌2冊分。190頁ほどの手頃なサイズになる予定です。字も大きくして読みやすくしました。目下著者校正の最中です。楽しみにお待ちください。

今朝4時半頃窓を開けたら、蝉の声が全く無く、小鳥の声が聞こえていました。9時頃郵便局に行きましたら、近所の庭に桔梗が咲いていました。道には蝉の亡骸が幾つか落ちていました。日中は40度近い猛暑が続いていますが、季節は着実に秋に向かっています。7日は立秋。小さい秋を探してみましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿