2018年4月1日日曜日

3周年

 3月30日にて、五十嵐哲也前主宰から主宰を継承して丸3年となりました。もう3年と思うと同時に、まだ3年か、とも思いました。3年間全力で走って来ました。
 哲也前主宰には播水というバックが有りましたが、私は一会員からの叩き上げです。カリスマ性が欠けていました。同人になるまでに10年掛かった凡庸な会員が、独学で俳句を学び、稲畑汀子先生に認められてホトトギス同人に推挙して頂いた、それだけのことです。目覚ましい実績を挙げた訳でもありません。六甲道勤労市民センター俳句講座でお世話した受講生の皆様に支えられ、入会以来30年間お付き合いを頂いて来た会員の皆様のご支援を頂きながら、何とか主宰を務めて来ました。
 この間、前主宰と有馬念仏寺の永岡うろお老師を見送ったことは、痛恨の極みでした。その他、ご支援頂けると思っていた皆さんが相次いで逝かれたことは、残念なことでした。しかし、ホトトギスや日本伝統俳句協会、兵庫県俳句協会などでの活動を通じて、汀子先生を始め、全国に幅広い人脈が築けました。この人脈を駆使して、俳句の世界で今後予想される困難な状況下でも九年母会が生き残っていけるように、盤石な運営体制を築いていきたいと思っています。会員の皆様のご支援をお願いします。
 
 

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